以前よりミスが増えている。
仕事をお願いしても、レスポンスが少し遅くなっている。
そんな変化が続いて、私は少し気になっていました。
「何かあったのかな」
そう思う一方で、私の頭には、
「やる気が落ちているのかな」
という考えもありました。
そこで1on1で話をしてみることにしました。
私は1on1では、聞くことに徹していました。
仕事の話だけではありません。家庭の心配事が出てくることもありました。
ただ、実際に多かったのは、一緒に働く人との人間関係の話でした。
「ミスが増えた」は事実、「やる気がない」は私の判断だった
「ミスが増えた」
「レスポンスが悪くなった」
これは、私が実際に見ていたことです。
でも、
「やる気が落ちているのかな」
これは事実ではありません。
私がそう見ていただけでした。
今振り返ると、ここを一緒にして考えていたのだと思います。
まず「何でも話して大丈夫」と思ってもらいたかった
私は1on1では、まず本人の話を聞くことに徹していました。
話を聞く中では、できていないことだけではなく、本人のできているところや良いところも見つけて、伝えるようにしていました。
すると、その後、少しずつ仕事について感じていることを話してくれるようになりました。
特に多かったのは、一緒に働く人との人間関係についてでした。
当時から使っていた「自分の仕事に旗を立てる」という言葉

私は当時から、
「自分の仕事に旗を立てる」
という言葉をよく使っていました。
私にとって「旗を立てる」とは、自分の目標を明確にすることです。
自分は何を目指して仕事をするのか。
そのために、自分は何をするのか。
管理者から言われたことをこなすだけではなく、自分自身でそこを考えてほしい。
人を育てるより、まずその人を見る
私の部下になったのだから、できれば成長してほしい。
出世もしてほしい。
そんな気持ちはありました。
ただ、みんなに同じことを言っていたわけではありません。
まず話を聞いて、その人を見るようにしていました。
第三者として見ていると、本人が気づいていない良いところが見えることがあります。
そんなときは、
「そこは、あなたの武器にした方がいい」
と伝えていました。
逆に、弱いところが見えれば、
「ここは、こう直していこう」
とアドバイスすることもありました。
同じ部下でも、一人ひとり違います。
だから私は、まず話を聞いて、その人を見るようにしていました。
1on1でも、それは同じでした。



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