退職翌日に区役所へ。私が国民健康保険を選んだ理由

定年後の暮らし

9月30日で、長かった会社員生活が終わりました。

そして翌日の10月1日。

退職して最初に向かったのは、区役所でした。

目的は、健康保険の切り替えです。

会社員の間は、健康保険料は毎月の給料から引かれていました。

給与明細を見れば「健康保険」という項目はありましたが、正直なところ、それ以上深く考えたことはありませんでした。

会社を辞めると、そういうことも全部自分で考えて、自分で手続きをしなければならないんですね。

いよいよ「それからの日々」が始まったんだなと、こんなところでも感じます。

「退職したことが分かる書類はありますか?」

区役所の受付で国民健康保険への切り替えをお願いすると、

「会社を退職したことが確認できる書類はありますか?」

と聞かれました。

離職を証明する書類が必要とのことでした。

ところが、まだ会社から届いていません。

うちの会社は、こういった書類が出てくるのが非常に遅いんです。

「やっぱりまだか……」

という感じです。

これでは今日、手続きができないのかなと思っていたところ、区役所の担当の方が、

「こちらから会社に確認してみます」

と言ってくださいました。

そして、その場で会社へ直接電話をして、私が9月30日付で退職していることを確認してくれました。

おかげで、手元に書類がなくても手続きを進めることができました。

これは本当に助かりました。

退職日は決まっていても、必要な書類が全部そろっているとは限らない。

これも実際にやってみて初めて分かったことです。

退職後の健康保険は一つではなかった

今回、退職後の健康保険について調べてみると、私の場合、大きく3つの選択肢がありました。

一つ目は、今まで会社で入っていた健康保険を任意継続する方法。

二つ目は、今回手続きをした国民健康保険。

そして三つ目が、会社員として働いている妻の健康保険の扶養に入る方法です。

最初は、

「今までの健康保険をそのまま続けた方が簡単なのかな?」

とも思いました。

任意継続なら、一定の条件を満たせば退職後もそれまでの健康保険を続けることができます。

ただ、会社員のときは会社も負担してくれていた保険料を、退職後は自分で負担することになります。

一方、国民健康保険は前年の所得などによって金額が決まります。

どちらが安いのかは、その人の収入や家族構成などによって違います。

私も前年の源泉徴収票や最後の給与明細を見ながら比べてみました。

その結果、今の私の場合は、まず国民健康保険に入るのがよさそうだと判断しました。

妻の扶養に入る方法もある

もう一つ考えたのが、妻の健康保険の扶養に入ることです。

妻は今も会社員として働いています。

私はこれから年金を受け取る予定なので、今後の収入によっては妻の扶養に入れる可能性もあります。

「それなら最初から妻の扶養に入ればいいのでは?」

とも考えました。

ところが、私はこれから雇用保険を受給する予定です。

来年の春ごろまでは受給する予定なので、今の段階では妻の扶養ではなく、国民健康保険を選びました。

そして雇用保険が終わったときに、もう一度考えます。

そのとき私がどのくらい働いているのか。

年金以外の収入がどのくらいあるのか。

それによっても選択は変わってきます。

年金だけではなく、これからの収入も関係する

私は65歳から年金を受け取る予定です。

ただ、年金だけで生活していくと決めたわけではありません。

アルバイトをするかもしれません。

金融取引で利益が出ることもあるかもしれません。

そうなると、妻の扶養に入れるかどうかも変わってきますし、国民健康保険料にも影響してきます。

今回いろいろ調べてみて、

「退職したから収入が減る。だから保険料もすぐ安くなる」

そんな単純な話ではないことが分かりました。

前年の所得が関係するものもありますし、これからどのくらい収入があるのかで変わるものもあります。

なかなか難しいですね。

今は国保。でも、ずっと国保とは限らない

10月1日。

まずは国民健康保険への切り替え手続きを終えました。

ただ、これで健康保険について考えるのは終わり、というわけではありません。

来年、雇用保険の受給が終わったら、その時点でもう一度考えるつもりです。

妻の扶養に入れるのか。

国民健康保険を続けるのか。

それとも仕事を始めて、その勤務先の健康保険に入るのか。

そのときの生活に合わせて選べばいいと思っています。

会社員だったころは、健康保険も厚生年金も給与から引かれ、会社がいろいろな手続きをしてくれていました。

それが退職した途端、自分で調べて、自分で選んで、自分で動く。

少し面倒ではありますが、これも定年後の生活なんでしょうね。

まだ国民健康保険の具体的な金額は分かっていません。

通知が届いたら、

「実際、国民健康保険はいくらになったのか」

そこもまた書いてみようと思います。

退職翌日の10月1日。

区役所で国民健康保険の手続きを終えました。

会社を辞めた実感は、退職したその日よりも、こうして一つひとつ自分で手続きをする中で、少しずつ湧いてくるのかもしれません。

「それからの日々」が、本当に始まりました。

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